Initiation
はじめてはっきりと何かを受け取ったような夢を見た。
知らない子供が、熊の子供を見つけた!と言って小熊の両腕を持って持ち上げた。
誰かが、「親熊がいたら危ない!!」と叫んだが、
向こうからとてつもなく大きな熊が吠えてかかってきた。
私は急いで、簡易トイレのような個室に入って扉を閉めたけれど、
その屋根の上からだというのに、
頭の上にはっきりと大きな熊の肉球で押されるような撫でられるような感触を感じて
観念して出て行く。
どんなやりとりがあったか、覚えていない。
だけど私は、全てを明け渡して、両手を開き、
体も心の中も過去も全部、見られた。
そして、あたたかな完全なる許しを得ることができ、解放された。
今思えば、愛された のだと思う。
その後の展開は一転、
私が許された、愛されたことは人々に知れ渡っていて、
そのことが人々が私を受け入れられない原因になってクラス(高校の)で仲間外れになる。
私の持ち物は奇妙がられ、(麻とか綿とか、本とか諸々)ロッカーには楽器がたくさん入っている。
ふと、アイヌの結城さんが優しく出てきた気がするが、目が覚めてしまった。
目が覚めた時は、クラスメートに奇妙な目で見られたことがいたたまれなくて、
その前の展開を受け取れなかったけれど
1日過ごして、なんてはっきりとした熊のスピリットからの伝授だったんだろうかと思えてきた。
私はあの熊から、何を受け取ったのだろう。。。
忘れたくない夢 感触